オーストラリア高齢者福祉&DT研修ツアー

オーストラリアは、のんびり村が理念に掲げるダイバージョナルセラピー(DT)の発祥の地です。
この研修ツアーは、オーストラリアへ渡り、高齢者介護施設やデイケアセンター等を訪問。福祉先進国の実態を学ぶもの。さらに、オーストラリアDT協会の全国カンファレンスへも出席し、本拠地でのDTの活動に触れることができます。

のんびり村では、毎年、この研修ツアーに数名の社員を派遣してきました。異国文化に触れながら、現地のDT専門職の人たちや施設の高齢者との交流など、刺激的な学びと楽しさに満ちたツアー。その経験は各のんびり村の現場で大いに生かされています。
今後も、このツアーへの社員の派遣を続ける予定です。

<参加者の声>

▼「ダイバージョナルセラピストは入居者の代弁者」~ダイバージョナルセラピー通信15号より
掲載記事はこちら(PDF) >>

▼女性入居者がとてもおしゃれだったことに、まず驚きました。そして、居室に入ると、写真や装飾品がたくさん。それらによって、その人の好きなものや人生に触れることができました。これからは、一人ひとりのライフスタイルを今までより、もっと尊重していきたいと考えるようになりました。
国は違っても、専門職としての悩みや課題は、みんな同じなんだとわかり、逆に自分たちも頑張ろうという気持ちになりました。

<研修ツアーの様子>

オーストラリアDT協会の機関誌に紹介されました

オーストラリアDT協会全国カンファレンス(2012年5月、ブリスベン)において、日本DT協会・芹澤理事長より「のんびり村」についての発表が行われました。演題は「スリープマネジメントの成果と海水浴」。特にのんびり村通津の海水浴(参考記事はこちら>>)は大きな注目を浴びました。
これをきっかけに、豪州DT協会の機関誌『NEWS LETTER』に、海水浴の模様が掲載されました。

社内DT実践発表会&DTWジョイントセミナー

各施設での取り組みや成果を報告し合い、情報交換をする場として、「社内DT実践発表会&DTWジョイントセミナー」を、2012年から毎年開催しています。
具体的には、それぞれの施設での取り組みについて発表を行い、その内容と成果を共有。各施設での取り組みに活かそうとするものです。また、これによって、施設を縦断するチームワークの醸成が図られています。そして、全国の各施設で展開されているDTの実勢を知り、遠く離れたDTW同士の情報交換をも実現しています。
各自の職場を離れて、DTについて語り合う非日常の時間。会を重ねる毎に、参加者はこの時間を大いに楽しみ、発表される内容はさらに充実しています。