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どんど焼き2014

今日は成人の日。そして、米川小学校の運動場で、どんど焼きが開催される日です。

気温自体は低いのですが、お日様が出て、風も弱くあまり寒さは感じない絶好の日和となりました。

小学校に到着すると、体育館の前でお餅つきが行われていました。昨年から、地域での行事が多く、米川出身の利用者様だけでなくほとんどの利用者様が米川の皆様と顔見知りになってきました。「おはようございます」「今日は宜しくお願いしますね!」笑顔で交わされる挨拶を見ていると、改めてのんびり村がこの米川の皆様に受け入れていただいている事を実感します。

もう、ここに付いたときからお餅をつきたくてしょうがなかった利用者様。「ついてみますか?」と問いかけると「おう、ちょっと貸してみい!」と杵を持ち、元気よくつかれはじめました。若い頃は毎年ご自宅でつかれていたとのことで、まわりの人もびっくりするくらい力強くついてくださいました。

そうこうしているうちに、神事より運ばれた火がやぐらにはなたれました。

「大きな音が出る様に」と厳選して組んだ竹。「どーん!」と大迫力の音を立てながら燃えて行きます。

その音の迫力に利用者様も思わず「おお〜!」と歓声を。

炎の大きさに、思わず見入ってしまいます。

やぐらからは20m以上離れているのですが、それだけ離れていても暖かいんです。高く舞い上がった灰が降って来たり、なかなか味わうことの出来ない体験です。

火が落ち着きはじめると、甘酒を振る舞っていただきました。

これで更に身体も温まります。

また、多くの方が利用者様やスタッフに声をかけてきてくださり、本当に和気あいあいとした、良い時間を過ごさせていただきました。

この、米川の町の団結力というか、一体感というか、ほんと素晴らしいと感じます。私の住む団地にも自治会はもちろんあるのですが、こういう、行事で皆が自分の時間を割いて一致団結して盛り上げて行く機会はほとんどありません。子供の頃は、地区の運動会や文化祭の様な物があってそれなりに盛り上がっていたと記憶しているのですが・・・。なので、余計にこの雰囲気を暖かく、羨ましく感じてしまいます。そして、この米川に働きに来て、こうして仲間として迎えていただける事を本当に幸せに感じます。

これで、お正月の行事も一段落。今年は、小学校との交流会も、もっと増やして行きたいですね。残り火の周りで元気よく遊ぶ児童の姿を、利用者様がなんともいえない笑顔で見守っておられました。

今年は、準備から関わらせて頂けたので昨年よりも達成感みたいなものを多く感じる事ができました。

米川はこういう地域行事の多い町です。今後も可能な限り準備や後片付けに参加させて頂いて、この町の一員として頑張って行きたいと思っています。

今回お世話になった全ての方へ、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。