入居者さんに寄り添い繋ぐ
河村真紀(平成24年入社) のんびり村 花岡(特定施設)

DTをきっかけに入社を決意

転職を考えていた時、ちょうど「のんびり村花岡」開設の求人チラシを見つけました。そこに書かれていたDT(ダイバージョナルセラピー)のこと、そして「老いるとは楽しむこと」という言葉に魅かれて、入社を決めました。
実際にDTを学んでからは、介護の仕事が楽しくなりました。
流れ作業のように仕事をこなすのではなく、入居者さんに寄り添って仕事をするようになり、笑顔が見られると、私自身も笑顔になって。仕事は大変と思っていたのですが、今では職員に「楽しそうだね」と言われる程、自分自身も楽しんで働いています。

入居者さんの思いを繋ぐ

本を読んだり、音楽を聴いたり、同室でいつも2人一緒に過ごすご夫婦がいました。
ある日、「夫婦で楽しんでいる音楽を、みんなにも楽しんでもらう会を開きたい」と声をかけられました。
そこで、「歌おう会」と名付け、お2人の司会のもと開催。結果は大成功し、それから定期的に開催する人気コーナーとなりました。
しかし、その後、体調が悪化し、ご夫婦は入院することになりました。入院の際「自分達がいなくても『歌おう会』を続けて欲しい」と言われ、職員が引き継ぐことにしました。
退院後、「歌おう会」が続いているのを見て安心したのか、とても嬉しそうな表情をされていたのを覚えています。
それから5年、今も「歌おう会」は続いています。
以前と変わらず多くの方に楽しんでもらえて、私も嬉しく思っています。これからも、入居者さんの思いに応えらえるよう、寄り添った介護を行っていきます。


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