あなたの家にかえろう・・・(居宅介護支援事業所)
11/28 16:30 病院の地域連携室の担当者の方より
『入院中の患者様を在宅で看取りたいと希望されているご家族がいる。
在宅受け入れの準備ができ次第退院予定だが、あまりもう時間がない。』
と居宅介護支援事業所へ相談あり。
ご家族は主治医より
『今亡くなってもおかしくない、退院の移動中に亡くなるかもしれない状態』
と説明を受けられ、
『それでも連れて帰りたい。家族みんながいるところで看取ってやりたい。』
と悩みに悩んだ結果、在宅での看取りを先ほど決断されたとのこと。
翌日11/29 ホームケアサービス山口周南店の協力で、
特殊寝台、吸引機など自宅で必要な用具を準備。
同時にケアマネジャーとして介護保険サービス利用に必要な書類を整えました。
11/30 自宅退院の準備が整い、11:45 A様は介護タクシーにて自宅へ・・・
11/30 23:15 わずかな時間ではありましたが、A様は99年を生き抜いて、
最期は安心できる居心地の良い場所で、ご家族皆様が見守られる中旅立たれました・・・
最期は家に「かえりたい。」「かえしたい。」と希望される方は増えています。
最近は医療や福祉のサポート体制が整いつつあります。
在宅医、訪問看護師、ホームヘルパー、わたしたちケアマネジャーといった
スタッフたち、そして介護保険も「自分らしく生きるための道具」
だと思ってください。遠慮はいりません、気軽に何でも相談してくださいね。