やまのこたち
先月、二十歳の成人式が全国各地で行われました。
ここ下松の米川小学校では2分の1成人式が毎年二月に行われます。
今年もやまのこ発表会と同じ2月16日に行われました。
のんびり村米川からも式典に参加させていただきました。
今回は少し早めに到着し準備をしてる舞台裏も見ることができました。
どんな内容なのかたのしみです(^^♪
外はまだまだ北風も冷たく凍えるようですが、
体育館の中、特にのんびり村米川の利用者様の前には大きなストーブが用意されており、暖かく利用者様も楽しくお話をされていました。
米川小学校及び婦人会の皆様には本当に感謝しております。
そして、いよいよ2分の1の成人式。
発表をする児童たちが、自分たちの生まれた年から現在までを振り返り、パワーポイントを使い発表していきます。
最近の子供たちは小学校からすでにパソコンが使えるんですね!
子供たちが一生懸命ご家族そして皆さんに向けて自分たちの思いを言葉にしてつたえます。
みなさん真剣に聞いておられ、じんわりと心に響きます。
そして第二部、やまのこ発表会。
『お坊さんと栗』
この村には何本も栗の木があるのだけれど、実がなるのは1本だけ
その1本の栗の木を巡って天狗と村人が争っていたそうな
そこへ、旅のお坊様が通りかかり
ある村人へ
「栗の実を分けてくれまいか」
と言ったところ、村人は快く分けてあげたそうな
そして不思議な事に翌年からすべての栗の木に実がなるようになり、天狗と村人の争いもなくなりみんな仲良く暮らしました
実はそのお坊様は、なんと弘法大師だったそうな
良い行いは必ず自分ちにかえってる!と言う地元に伝わるお話だそうです。
米川小学校は児童数が十数名ですが、
どの子供達も学年問わず、みんなで力を合わせ協力して日々色んな事にチャレンジしてます。
みんなの絆はどこの大きな小学校よりも決して緩むことはない鋼の絆です。
この学校での経験はこれから先も必ずみんなの力になっていきますよ!