調理のお手伝い
先日の記事にもありますように、のんびり村では、フロア内にある調理場で食事の調理が行われます。
ですので、時々利用者様に調理のお手伝いをして頂く事があります。
この日のお昼ご飯のメイン、チキンカツ。鶏肉に衣をつけていただきました。
皆さん、真剣に作業されているのですが、この日一番熱心にされていたのが、男性の利用者様であるN様です。
手慣れた手つきで、どんどん衣を付けて下さいます。スタッフが思わず
「Nさん、お料理はよく手伝われていたのですか?」
と質問すると、「そうじゃない」とN様。「わしは、料理が好きで、よう自分でこさえよったんじゃ」と。
今の時代でも、なかなか家庭で男性が料理をする、というのは珍しいと想うのですが、N様の年齢で男性が料理をされる、という発想が全く無かったです。
そういう固定観念があってはダメですね。もっともっと広い視野を持って、色んな価値観、生活歴がある事を想定しながら関わっていかなくては。改めて実感させていただきました。