地域密着密着型サービス
のんびり村米川は、1階が小規模多機能型居宅介護、2階がグループホームになっています。そのうち、小規模多機能型居宅介護は地域密着型介護サービスとして位置づけられています。下松市やその周辺の市町村にも小規模多機能はいくつかありますが、この「地域密着」というのがなかなか実現できそうで出来ていないのではないでしょうか。というのも、その地域との関係を築くには、施設側からだけのアプローチでは限界があるからです。地域の方々からの歩み寄りがあって、初めて本当の意味での地域密着というのが成り立って行く様に思います。
10月の16日と30日の2日間、米川小学校の児童が先生と一緒に訪問して下さいました。
利用者様に話しかけて、交流を深め、練習して来た歌を披露してくれたり、たこ焼き機を使って、一緒におやつ作りを楽しんだり。
みんなとっても楽しそうで、笑顔が絶えません。
米川小学校では、教育の一環として福祉の事取り上げられているとの事で、これまでも入学式や運動会に招待していただいたり、児童からかわいいお手紙が届いたり、のんびり村との絆が深まっているように感じます。
また、先日のんびり村の火災避難訓練がありました。
下松市消防署の職員さん、地域の消防団の方々はもちろん、近所の住民の方も「いざというとき、お役に立てたら」ということで数名参加して下さったのです。
これにはさすがに驚きました。私の近所にこういう施設があったとして、避難訓練に参加するでしょうか・・・・・多分、参加していないと思います。
これまで構築されてきた、米川の皆様との関係に感謝するとともに、地域密着型サービスという事への取り組みや、この仕事に対する考え方まで少し変わって来た様に思います。
今から年末・年始にかけて、また多くのイベントが開催されますが、今から楽しみで仕方がありません。