お天気の悪い日の午前中、利用者様にお昼ご飯のポテトサラダ用に、ジャガイモの皮むきをお願いしました。

この日は通いの利用者様が少なく、2名の利用者様が手伝って下さいました。

最初は、お二方とも安全な皮むき器を渡したのですが、お一人が「私ゃ包丁でないとようやらん！」との事。危なげも無く、器用に包丁で丁寧に、芽の部分もきちんと処理して下さいました。

こちらは男性の利用者様。いつも手伝って下さいます。こちらにも

「包丁の方がやり易いですか？」と尋ねたのですが「いやいや、わしゃこっちんがええ」との事。「包丁じゃったら手を切りそうな」だそうです。

じゃがいもの皮むき一つとっても、ちょっとやってみたい利用者様、親切心でやってあげたい、という思いで参加される利用者様、ご自身の役割として、真剣に捉える利用者様と様々です。それを見極めて、使う道具、声かけ、作業中のスタッフの関わり方を考えなくてはなりません。

楽しく、充実感を感じていただいて、そして、美味しくご飯を食べていただけたらな。と思います。