iPS細胞やSTAP細胞の研究・開発で医学がまた一歩進んだ感じがありますが、介護という仕事に携わる者にとって、これらの研究の認知症への応用というのは、大変気になる所です。

医学が進歩し、平均寿命が100歳にも届きそうな今、やはり心身ともに健康なままでそこまで生きていたい。いくら長生きしても、認知により自分が自分でなくなってしまっていくことは、多くの悲劇を生んでしまいます。

確かに、ダイバージョナルセラピー等の導入で、認知症を患っていても、笑顔があり、生きがいを感じ、価値のある時間を送っていただくことが出来る、そう信じて、我々もがんばっています。

でも、やっぱり、与えてもらう生きがいではなく、自分で生きがいを見つけ、感じて欲しい。

医学の進歩のスピードは、信じられないくらいに速くなっています。私の大好きな利用者様が元気なうちに・・・間に合って欲しい。