今年も米川小学校の運動会に招待していただきました。グループホーム全利用者様、小規模多機能の当日ご利用者様全員で参観して来ました！

子供達の頑張る姿、それだけで利用者様は普段見せた事の無いような表情になります。

日頃、あまり表情のない利用者様が笑顔を見せてくださると、こちらまで嬉しくなってきます。

普段から、よく笑って下さる利用者様にしても、こんな活き活きとした表情はなかなか観る事はありません。

子供達が頑張っていると、利用者様まで力まれたり、笑ってると笑顔になったり、ちょっと危なっかしい場面では、心配そうな顔をされたり、「ああ、この利用者様は、こういう表情もされるんだ・・・」と、何度も感じる事がありました。

また、今回は（も？）スタッフも頑張りました。

子供達に負けてなるものか！と、積極的に競技に参加。利用者様も、身近なスタッフがいつもと違う事で頑張ってる姿を観て、一生懸命応援してくださいました。

また、利用者様も競技に参加してくださいました。

子供達から、70歳以上の高齢者にプレゼントを手渡す「まだまだ青春！」というプログラムには、全員で参加。

子供達との直接ふれあいに、利用者様も少し緊張された表情。

でも、すぐに打ち解けあいます。

「おばあちゃん、いつまでもお元気でいてくださいね」の言葉に、涙ぐまれる場面も。

みなさん、本当に嬉しそうでした。

席に戻ってから、プレゼントの中に入っていた子供達からの「お手紙」を読んで、ここでも感極まる利用者様も。ただ招待して下さるだけでなく、こういう心遣いまで準備して下さっておられた事に、本当に感謝です。ありがとうございました。

利用者様と参観するのは午前中までなのですが、その午前中のプログラムのハイライトとも言えるのが、児童による「よさこい」です。

個人的にも、この米川小学校児童による「よさこい」は大好きで、色んなイベントで撮影させてもらってます。

諸事情により、子供達の表情を載せられないのが大変残念なところですが、素晴らしい表情を見せてくれます。そして、全員がしっかり踊りきるその姿から、日頃から本当に一生懸命練習しているのが伝わってきます。

それは、利用者様にもしっかりと伝わり、来場してからすでに2時間半、気温も高く、体力的にもそろそろ集中が途切れて来る頃なはずなのですが、皆さん児童にまけないくらいの真剣な表情で見入っておられました。

のんびり村では、ダイバージョナルセラピーを取り入れ、利用者様の様々な感情を引き出し、充実した、価値のある時間を過ごしていただけるよう尽力しておりますが、それでも、この子供達の頑張る姿から利用者様が感じる感情は、計り知れない物があります。

「よさこい」を観ながら流されたこの涙。この涙に込められた想いは、私の物差しでは測る事が出来ませんでした。