マルチ風船バレー
のんびり村の母体であるホームケアサービス山口には、社内の施設等でDTを指導してくださる、専任の芹澤先生という方がおられます。
今日は、その芹澤先生がのんびり村米川に来てくださりました。
今日のメニューは風船バレーです。風船バレーは風船バレーなのですが、色とりどりの風船をたくさん使用した、「マルチ風船バレー」です。
いくつも風船が飛び交っているので、気を抜くヒマがありません。
どこから風船が飛んで来るかも予測し辛いので、常に広い範囲を気にしていないといけません。普段なかなか味わうことの出来ない緊張感が続きます。
利用者様皆さん、いつ風船が来てもいいように、常に構えておられます。
こういう状況は、これまでのレクでは作り出せていなかったように思います。
ただ風船を増やす、というだけで、これだけ意味合いが変わってきます。今日は、グループホームでの開催だったのですが、小規模からも2名の利用者様に参加していただきました。身体がほとんど動かせない方も、風船が不意に自分の方へ向かってきたら、ピク!っと筋肉が反射するのが解ります。
また、麻痺等無い利用者様でも、そんなにお体、動かせられたのですね!!??と思ってしまう程動かれています。
お金をかけて、機材等揃えなくても、今ある物でちょっと工夫をしたら意味のある、内容の濃いレクに変身させる事が出来ます。
そういう観点、考え方、目標の捉え方等、短い時間でしたが色々と勉強になりました。また、ちょっとした工夫次第で、マンネリ化したレクを、全く新しい刺激のある物に変身させる事ができます。
何より、利用者様に楽しんで頂く為に、またスタッフで知恵を出し合っていきたいと思います。
芹澤先生、ありがとうございました。