ボール遊び
暖かくなったり、寒くなったり、雨が降ったり・・・春本番まで、少し体調管理に慎重にならないといけない気候が続いています。
せっかく企画していた外出レクが雨で中止になったり、朝のお散歩に行けなかったり、のんびり村の毎日も、お天気に左右されてしまいます。
お昼ご飯までの午前中、少しでも楽しく、しっかり身体を動かして頂く為に、スタッフが色んなアイデアを出して、利用者様とレクリエーションを行います。
定番のタオル体操や、風船バレーももちろん楽しいのですが、今朝はまた新しい遊びがメニューに加わりました。
スタッフが持つ傘に、カラーボールを投げ入れて頂く、という、一見簡単そうに見える遊びですが、傘の高さを変えたり、動かしたりして、難易度を変えていきます。
ボールをコントロール良く投げる、という動作、我々の年齢であれば簡単に出来る事ですが、普段、あまりこういう動作をされた事のない利用者様には、なかなか難しい様子です。
それでも、スタッフが声かけし、盛り上げ、何回か繰り返していくと、
下手投げで、置く様にしか投げる事の出来なかった利用者様も、上手投げで上手に傘めがけて投げる事が出来る様になりました。
普段の生活の中で、「この利用者様は、ここまで出来る様になるのではないだろうか」という予測が立ちます。そのチカラを引き出す為のメニューを考え、実践して、想い通りの、もしくはそれ以上の動きを利用者様がして下さった時、何ともいえない、嬉しい気持ちになります。
大掛かりな企画のイベントも、もちろん楽しいのですが、こういった日々行うレクリエーションでも、様々な目的、目標を持って取り組むと、利用者様とスタッフに取って、「価値のある時間」にすることが出来ます。
お天気が悪い日の室内レクリエーションも、更に充実させていきたいです。