ジャスミン様、ご来村!

寒くなってきました。今週末には雪も降るとか・・・。米川は雪の多い所です。送迎車のタイヤを早急にスタッドレスに換えないといけませんね。

さて、そんな寒い季節になっても、のんびり村は活気ある日々を送っています。

本日、午後より下松・周南地区を中心に慰問をされているハーモニカ演奏グループの「ジャスミン」様がボランティアで来村して下さいました。

ハーモニカは身近な楽器ですが、その演奏を聴く機会はあまりありません。懐かしい音色がフロアに響きます。

「青い山脈」や「学生時代」、「ふるさと」等、利用者様の年代ならばほとんどの方がご存知であろう曲を用意して下さいました。歌詞カードも用意して下さっていて利用者様もそれを見ながら、演奏に合わせて一生懸命唄ってくださいました。

優しいハーモニカの音色は、懐かしい童謡によく合います。音量があるので、利用者様も唄いやすいようです。

これまでも、一緒に歌を唄う慰問はいくつか来て下さったのですが、ここまで利用者様に本格的に「歌を唄う」ことをさせて下さった事はあまり無かったように思います。

楽しい曲は笑顔で、情緒ある曲は真剣に、歌に併せて表情も変わって行きます。歌って、音楽って、やっぱり凄いなあ、と感じました。ここまで利用者様の感情や表情を引き出す事は、なかなか難しいです。

今日は、グループホームと小規模多機能で、体調の良くない利用者様をのぞく全員が参加したのですが、全員が真剣に唄って下さいました。

言葉が出ない利用者様も、職員と一緒にリズムを取ったり、歌詞カードの歌詞を目で追ったり、表情もいつもよりうんと豊かで、確実に「音楽」を感じておられる様子でした。

ジャスミンの団長さんに「こんなにしっかり唄っていただけるとは思いませんでした」「声の大きさにびっくりしました」と言っていただきました。

でも、それだけ唄いやすく、音楽に入り込んで行ける内容だったように思います。

また、今の小学校ではハーモニカの授業というのは無いみたいなのですが、私が子供の頃は、音楽の授業ではハーモニカをしっかり習ってます。また吹いてみたくなりました。そう思ってしまうほど、いい音色の、素晴らしい演奏でした。

ジャスミンの皆様、ありがとうございました。またの機会を楽しみにしています!