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まわるお寿司屋さんで外食

利用者様の好物と言えば・・・・

色々と好き・嫌いはあると思いますが、皆さんが「好き」と言われる物があります。

それは・・・お寿司です。幸い、「生物が苦手」という方もおられず、施設内で催されるお楽しみ会等でも、お寿司はあっという間になくなってしまいます。

ということで、グループホーム始まって以来の試み。全利用者様と、市内にある回転寿司にて昼食!という企画を実施しました!

スタッフ配置と、入浴時間を調整し、なんとか平日のお昼に全員参加で実施することができました。

中には、「回転寿し」自体が初めて、という利用者様もおられ、次々と運ばれて来るお寿司を、珍そうに眺めておられ、「食べたいお寿司が来たら、お皿ごと取って食べて下さいね」と、改めて説明が必要な方も。

そういえば、最近は「回転寿し」が主流で、回らないお寿司屋さんの方が珍しいくらいですが、利用者様が私達の年齢の頃は「回転寿し」自体が無い時代。この仕組みをどのように感じられたのでしょうか。ただ、この日は皆さん笑顔で、大好きなお寿司を堪能されておられました。

回転寿しの良い所は、本当に好きな物を自由に選べる、という所です。利用者様のお好みが、はっきり解ります。

また、文字のメニューだけだと、どんな物か解らない物もありますが、実際に目で見て、「食べたい」と思ったものを頂く事が出来ます。昔は無かった「アボカド巻き」や、「サーモンオニオン」等も、実物を見て選んで頂く事が出来ます。そういう意味では、「回転寿し」というのは、非常に優れたシステムなのかも知れません。

だいたい、お寿司がメニューの時は、皆さんいつもより沢山召し上がられます。「食べ過ぎ」に備えて、看護士さんも同行したのですが、どうやらそこまでは大丈夫だった様です。が、皆さん、やはりびっくりするくらい食べられました。

全利用者様が、常に施設で生活されるグループホーム。可能な限り外出機会を増やすように企画を立てていますが、この日の様な全員参加する外食の機会を、もっと増やして行けたら、と考えております。