節分祭り

春の様な暖かい日が続きましたが、また冬に逆戻り、ここ米川は雪が降っています。大流行、とまではいきませんが、あちらこちらでインフルエンザにかかった、という声も聞かれる様になりました。皆様、健康管理には充分気を配られて、お風邪など召しませぬよう、お身体ご自愛ください。

さて、昨日は節分でした。のんびり村でも毎年豆まき等のイベントを開催するのですが、今回はイベント担当のスタッフが案を出し合い、ちょっとしたゲームも楽しんで頂く事にしました。

鬼のお面と、福の神のお面、ボールやお手玉をぶつけて、鬼を倒すと10点、福の神を倒してしまうとマイナス10点、というルールです。

利用者様ご自身に投げやすい物を選んで頂いて、ゲーム開始です。

最初は盛り上がるかどうか、少々心配していたのですが、皆さんかなり真剣に取り組んで下さいました。

特に、身体機能に自信のある利用者様ほど真剣です。的が外れたり、福の神に当たってしまうと、本気で悔しがっておられました。

普段、このように他の利用者様と何かを「競い合う」という事の機会があまりありませんので、思っていた以上に負けず嫌いだったり、他の利用者様に気を遣って下さったり、これまで気付かなかった「意外な一面」を見る事も出来ました。こういう、普段の生活では得られない感情を引き出す場面も、時には必要だな、と改めて思いました。

ゲームが終ると、イベントの締めはやはり豆まきです。鬼に扮した職員が現れると、これまた普段では見られない様な表情で豆をぶつけられています。

鬼役の職員が、適度に利用者様に襲いかかる仕草をすると、負けまいとする対抗心をむき出しにされ、必死の形相です。

この日は、2月にしてはかなり暖かかったということもあるのですが、皆さん「暑い、汗がでる!」と言われ、窓をあけてしまうほどの盛り上がり。この熱気で、鬼も退散し、たくさんの「福」を呼び込めたのではないでしょうか。

今回のイベントは、グループホームのスタッフが企画、準備、進行を全て担ってくれたのですが、利用者様全員がそれぞれ真剣に参加してくださり、盛り上がり、色んな意味で成果のあるイベントだったように感じました。

今後も地域の方々とのイベント等が控えています。利用者様にしっかりと楽しんで頂ける様、頑張りたいと思います。

今回、関わって下さったスタッフの皆様、お疲れさまでした。