春の外出

気持ちの良い季節になってきました。

菜の花、梅、桜、八重桜、芝桜、ツツジと、見頃も次々とやってきます。

のんびり村では、お弁当を用意するような大掛かりな外出レクに加え、グループホームや小規模の連続宿泊の利用者様を中心に、午後のちょっとした時間に出来る限り外出して、季節を感じて、楽しんでいただける様にしています。

幸いな事に、のんびり村からは、米泉湖公園をはじめ、花を楽しめる場所が近くにいくつもあります。

すぐそばにある「妙光寺」は歩いても10分もかからない場所にありますので、暖かい日は、車椅子の利用者様も、車ではなく車椅子を押して景色を見ながら、会話しながら移動して道中も楽しんでいただいています。

もう終ってしまっていますが、桜の時期には、桜の淡いピンク色と菜の花の黄色の鮮やかなコントラストを楽しむことが出来ます。

お菓子と、暖かいお茶を持って、いつものおやつの時間が、特別な時間となります。

健康な方にとっては当たり前の様に感じる事の出来る、季節の移り変わりですが、施設で毎日過ごされておられる利用者様にとって、外出はご家族の協力か、こういうレクリエーションが無い限り、出来ない事。

入浴時間を調整したり、食事の時間を調整して、可能な限り外出の機会を増やして行こうと考えています。

お天気の悪い日も、ドライブを楽しんでいただいています。限られた時間ですので、そんなに遠くまでは行けないのですが、先日は笠戸島まで行ってきました。

車の中で景色を楽しみながら、会話を楽しみながら食べるチョコレートは、きっと普段のおやつの時間で食べるものよりも美味しいはず。

誕生日の個別対応外出等もだんだん定着してきました。外に遊びに出る事が「特別な事」ではなくなるようにして行きたいと思っています。

本社の方でも、利用者様を対象とした日帰り旅行を企画しています。施設にはいってしまったから出来ない、と諦めてしまうのではなく、施設に入ったからこそ楽しめる事を増やして行きたいです。