たこやき

秋らしい気候になってきました。というより、朝晩はもう「寒いねぇ」って言葉がでてしまうような気温。お天気は良いのですが、どうしても室内で過ごす時間が多くなってしまいます。

「こんなときは、みんなでおやつ作りをしましょう!」

ということで、たこやき焼き器を使って、おやつ作りをしました。

ホットケーキの生地に、あんこ、チーズ、ウインナー等、好きな物を入れて焼き上げます。

たこやき焼き器は、利用者様にとってあまり馴染みのあるものでは無いかもしれませんが、みなさんすぐに慣れて思いおもいに調理されました。

ウインナー入り。これは食欲をそそる香りがたまりません。

焼きながら、あつあつのたこやきを頂きます。

「熱、あつっ、ハフハフハフ」

「火傷しないように、気をつけて食べてくださいよ!」

施設ではよくある事ですが、食事の温度を火傷しないくらいの温度まで冷ましてから配膳することがあります。もちろん、のんびり村でも利用者様によってはお汁等、少し冷まして、万が一こぼれてしまっても火傷しないようにする事があります。

でも、ホントは認知症を患った利用者様でも、そのくらいのコントロールは出来るんです。安全確保はもちろん最も大切な事です。それでも、過度に対応するあまり、本当は出来ることまで奪ってしまうことが多々あります。

利用者様ひとりひとりの事をしっかり理解・把握して、大切なものを奪ってしまわないように。日々努力していきたいと思います。