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米泉湖サマージャンボリー


7月26日の土曜日、米川の最大級イベントでもある「米泉湖サマージャンボリー」が開催されました。今回は、私も初回の会議から参加させていただいたり、告知ポスターの制作をさせて頂いたりと、深く関わらせて頂きましたので、このイベントへの想いは強い物がありました。

今回も、主催者側のご配慮で送迎車の駐車スペースや、利用者様移動時の安全確保等で、最大級の協力を得る事ができました。そのおかげで、こういったお祭りごとへの参加で一番気になる「会場へ誘導」に対する心配事が大幅に削減出来ます。

会場へ向かう途中で、お祭りの賑わいが聞こえて来て、気分も盛り上がって来ます。

利用者様にとって、夕食後に外出する機会というのは本当に稀で、それだけでも喜んで下さる方もおられました。

そして、今年も最前列の特等席を用意して下さってました。本当に本当にありがたい事です。

利用者様に、どうしても見て頂きたかったのが、仲良しの米川小学校の児童のみなさんによる「よさこい」です。どうしても、夕食後の出発ということもあり、間に合うか心配だったのですが、スムーズな移動が可能だったことで、なんとか間に合う事が出来ました。

いつも遊びに来てくれる子供達の頑張っている姿を、一生懸命応援してくださいました。

辺りが暗くなるにつれ、お祭りも盛りかがって行きます。

心配された暑さも、すっかり和らぎ、皆さん元気いっぱい。

飲み物と、焼き鳥の差し入れを頂きました。美味しい焼き鳥に、生で聴く大迫力の音楽。夜の野外でのお祭り。この、非日常的な空間を皆さん堪能されていました。途中で「帰りたい」と言われる利用者様が現れることも想定していたのですが、全員が最後までしっかり楽しんで下さいました。

また、ここは「地元」です。ですので、利用者様のご友人や、ご家族との出会いもあり、本当に良い時間を過ごして頂く事が出来ました。

20時を過ぎたあたりで、中央の座席は完全に満席、バザーの食べ物も完売。昨年も来場者は予想以上に多かったのですが、今年は更に上回る人出。

徳山や光でも花火大会やお祭りがあった事を考えると、集客の面では大成功だったのではないでしょうか。ポスターを作らせて頂いた者として、その事もすごく嬉しく感じる事が出来ました。

そして、最大の見所、花火が始まりました。

数こそ少ないですが、こんなに至近距離で花火を見る事が出来るイベントは、そうそう無いのではないでしょうか。この大迫力に、少し疲れて来られた利用者様の表情が変わります。「おおぉ」「きれいじゃのう」「すごいねぇ」言葉は少ないですが、その感動は充分に伝わって来ました。参加して頂いて良かった。心からそう感じる事の出来る瞬間でした。

そして、2時間以上という利用者様にとっては大変な長丁場を考慮して頂いて、帰りは送迎車の会場内への乗り入れも許可して下さいました。

このことが、どれだけありがたい事か。介護に少しでも関わっておられる方なら理解していただけると思います。

米泉湖ボランティアグループの皆さん、本当にありがとうございました。おかげさまで、利用者様全員、本当に楽しんで下さり、良い思い出が出来たと思います。

のんびり村米川で仕事をしていて、この米川の地域の皆様との関わりは、仕事の上でのやりがい、喜びに、大きく繋がって来ます。今回、このイベントに企画段階から参加させて頂けたことは、今後の大きな大きな糧となると思います。

来年は、もっともっと深く関わって行けたら、と思っています。今回ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。