1212

米川郵便局に、のんびり村コーナー誕生!

いつも、お散歩のコースとしてお世話になっています、米川郵便局。局長さんをはじめ、職員の方々と、利用者様やスタッフとの絆も徐々に深まり、今では利用者様にとって、かけがえの無い憩いの場とさせていただいております。

その米川郵便局に、なんと「のんびり村コーナー」を設置して頂ける事になりました。のんびり村の利用者様が、レク等で制作された作品を展示していただけるコーナーです。

今日は、ダイバージョナルセラピーの一環として、芹澤先生にも参加していただき、テープカット式を開催させていただきました。

のんびり村を出発した時から、DTは始まっています。道中では、顔馴染みの方との出会いがあり、利用者様は、米川で社会生活を送っている、という実感を得る事が出来ます。

こんな、何気ない場面でも、地域密着型の施設としての意義を感じる事が出来ます。

局内では、各自持参した作品を展示させていただいていました。ただ、思っていたよりもずいぶん広く割り当てていただいた「のんびり村コーナー」。持って来ていた作品だけでは足りず、急遽、作品を取りに帰る事に。

そして、局長さんを交えてのテープカット式です。

利用者の皆さん、本当に喜んでおられました。コーナーを作っていただたお礼に、皆で「ふるさと」を合唱。楽しいひと時を過ごさせていただきました。

お礼の挨拶では、感極まる場面も。

 

ただ、今回の「のんびり村コーナー」誕生の、本当の意味での価値は、もっと別の部分にあります。

前回のSONASセッションで、「創作意欲を引き出す」為に、様々な遊びを取り入れる事をしましたが、今回も、実は利用者様の「創作意欲」に繋がっています。

自分の描いた、作った作品を、不特定な、多くの方々に見ていただく事が出来る。その事が、良い作品を作ろう、喜んでもらえる物を作ろう、という意欲に繋がります。

「郵便局に飾らせてもらえる事になったんですよ」そう伝えてからの利用者様の取り組み方は、明らかに以前より真剣で、集中力を感じる事ができる物でした。

いつもの散歩のコース。だった郵便局。郵便局の皆さんのおかげで、のんびり村の利用者様にとって、かけがえの無い、大切な大切な場所になりました。施設の中だけでは得る事の出来ない、満足感や達成感を、米川郵便局のご協力のおかげで、利用者様に感じていただく事が出来ます。これは本当に、とってもありがたい事です。

局長さん、職員の皆様、本当にありがとうございます。今後とも、宜しくお願い致します。